○ペットボトル→山田涼介○
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#JUMPで妄想
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フォロワーさま400人突破記念企画
(ももか💘さんリクエスト)
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Very Thanks!!!
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仕事が終わって家に帰ると、付いているはずのない電気がついている。
「…あ、涼介。来てたんだ。」
カバンを置いて、ジャケットをハンガーにかけるけど反応はない。
「涼介?」
体を揺するとぱちっと目を開く。でも、どこかふやふやしてるような?
『〇〇ちゃーん、ちゅっ、てな?!』
「はっ?!」
いつもではありえない。急に唇を尖らせて、触れるだけのキスを。
『…会いたかったり…したりしたり?』
「……水、水持ってくる。」
『いいよ〜』
「酔っぱらいは黙ってなさい!」
『…うぃ〜』
冷蔵庫に向かうと常備されたEvianに手を伸ばす。
「はい、ほら、飲んで。」
『涼ちゃん、飲めないな〜』
「馬鹿なこと、言わない。ほら…」
ペットボトルを持つ私の手ごと掴んで、ゆっくり飲んでいく涼介。
口元から少しだけ水が漏れてる。
「あ〜…服濡れてるよ」
『着替えさせて〜』
「せっーのっ……はいっ」
フリースを引っ張って、私の部屋に置かれているパジャマに手を伸ばす。
『ねぇ…もう着せちゃうの?』
「着せますよ…涼介酔うとめんどくさいんだもん」
『もっと楽しいこと、しないの?』
「しません。ほら、着て?」
ブーブー言いながらパジャマの上を着た涼介が今度はこくりこくり…
「涼介、寝ないで〜!」
『…何?かまちょ?』
「風邪引くでしょ?ほら、ベッド行くよ。」
『…連れてって〜』
ん?って腕を広げて待つ涼介に私は片手を差し出す。
だけのはずだったのに、腕を引っ張られてバランスを崩す。
『ふふ…〇〇だ〜』
「はい、…私です」
耳元で囁くから、変に緊張しながら答える。
きっと、今の私は耳まで真っ赤で、それを分かってなのか
耳を挟むように涼介の唇が捉える。
『…一緒に寝よ?』
「…はい。」
よぉし、なんて立ち上がったはいいものの、またふらっとする涼介。
腕を支えて、一緒にベッドにダイブ。
『…ふふ、』
私を抱きしめたまま眠りについた涼介の腕の中。私も眠りに落ちた。
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『おはよ…』
「…昨日、酔ってましたね」
『ん…』
酔いが冷めた涼介はいつも通り微笑んで、でも多くは語らなくて。
そんな涼介も好きで私は涼介の頬に挨拶のキスをする。
…fin